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[vine-users:040350] RE: 9割方、タイプミスか送信エラー>Re:まちのさんの件


あんまり議論に意味があるとは思えず、書いたものの投稿する
のは控えようかとは思ったけど、やっぱり、まとめて書いた
から投稿することにします。ほんとにいいたいのは中ほどの
(失礼な!)に尽きるのかも知れませんが、一語じゃ
意図が通じませんしね。ごめんなさいね。

--

わたしは、Windowsのプログラマ歴も Unix系OSのプログラマ歴も
10年以上あり、それ以外のOS(組み込み系OS)の経験も
10年に近いものがあります。ビジネスユースで使っているOSは、
やはりWindowsですね、今入っているのは会社では2000、
モバイル環境では XP です。Microsoft 製品だけを中心に使っており、
フリーウェアでインストールされているのは秀丸と桜時計だけ
です。Microsoft 製品は他と交ぜずに使うと安定してます(理由
はCOMだと考えている)

そんなら全部 Windows でやっているのか、といわれると、
そんなことはない。ネットワークのかなりの部分を Linux で
実現させています。Linux はネットワークプログラミング上
での柔軟性・自由度がきわめて高く、また、ルーター代わりに
したときのパケットの転送速度もきわめて速いようです。

ここは Windows と Linux の比較論なのでしょうが、
両方知った目でみると、正直なところ、比較のしようがない、
ぜんぜん違うOSであるように思えます。
Windows では、Web上の表やチャートを、Drag and Drop
で Excel 上に移動させ、数行の Visual Basic スクリプトで
「もし、前提条件がこう変わったら結果はどう変化するの
だろう?」というシミュレーションをすることが簡単にできます。
Linux では、Web上のデータを処理することはかなり
困難です。できないわけじゃありません、HTML記述のソース
コードをもってきて、力技で、もしくは Xalan などを使って
表をテキスト化し、Perl や Ruby で処理することは
できますが、あまり直感的なオペレーションではなく、
かなり「プログラマ」としての活動領域に入ります。

Webサーバーやデータベース処理、その他ネットワーク関係の
オペレーションや、アクセスログに不審なものがないか
点検するために使える強力な Perl などのスクリプト言語の
存在は、Linux のすぐれた点でしょう。 Windows は
こうしたものを処理することはできますが、この分野では
Linux のように柔軟であるとは思えません。だいいち、
サーバー分野では、豪快な価格差がありまして(笑

「Linux は、どこへ行くのか」、というテーマですが、別に
これといったものはないですが(今のままでは何がいけないん
ですか?)、Linux が Windows の真似事をしたり、Windows が
Linux の真似事をしたりする必要はないとおもうんですね。
Windows 上で Linux のアプリケーションが走る、あるいは、
Linux 上で Windows のアプリケーションが走るってことに
魅力を感じないです。もう一台のPCが買えてしまうような
値段のVMware なんてナンセンスだとおもってしまうんだけど、、、

それから、Windows の COM プログラミング技術は、ビジネス
ユースでいままでにない柔軟性と便利さをもたらしました。
最初に紹介したWebページの表を Drag Drop で Excel に
持ってこられるのは、COM の恩恵です。しかし、あまりに
柔軟すぎるインターフェイス技術は、システム全体の不安定さを
もたらしやすい原因にもなりやすいです。あらゆる
アプリケーションのインストールが、システム全体のあらゆる
他のアプリケーションの挙動に影響を与えることができることが
COM のダイナミズムであり、大欠点でもありましょう。
そう、おもっています。
Linux が Windows の真似事をするべきではない、というのは、
COMのようなコンポーネントプログラミングや、 .net の
ようなネットワークコンポーネント技術を Linux が真似する
ことはないぞ、という意味なんですね。同じになってしまったら
意味がないもの。

異なる性質の OS を持ち続けることは、さまざまなカタストロ
フィックな結末を避けることが出来る選択肢を生み出していると
感じるんです。これらの優劣は、単なる機能評価で決めることは
難しいとおもいます。いいかげんな雑誌の比較記事じゃないんです
から。


>> 「一般ユーザーにはLinuxは不要」と言う私の意見が判って

んで、「一般ユーザー」とは、具体的には、どのような層のこと
なのでしょうか?その一般ユーザーにはわたしも含まれるんで
しょうか?このMLのメンバのような層は「一般ユーザー」
ではない、ということになるのでしょうか?(失礼な!)

日々、同じ仕事をルーチンワークでこなす業務の方であれば、
Windows か Linux かはあまり関係なく、業務専用のソフト
ウェアが稼動する OS を選択することになるでしょう。
ホームユースでは、10万円コースになる Windows + Office
が必要なのか、というと、子供のおもちゃにしては高すぎる
のではないか、と思います。でも、著名ゲームソフトを
動かしたいからという理由で Windows マシンを購入する
向きがあることを理解できないわけではありません。
ロボットが自動収集したデータを統計処理するのに、予算
の都合で低価格 Linux ボックスで処理させることを選択した
企業の研究所やらあるいは大学の研究機関などは多いと
思いますが、決して Linux が不便ということはなく、
この分野では逆に Windows よりも便利だったりします。

「一般ユーザー」などという定義できないようなあいまいな
くくり方をしようとするからいけないのであって、それは
政治家の方々が「国民の理解を求めます」っていうときの
「国民」と同じく理解不能な言い方です。個々別々に考えて
選択肢の幅が広がるから Windows と Linux の両方を
自在に使えますって方がずっと有利なんじゃないかと
思いますけど。

--
かわはらたろう

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